2010/06/08

ノートと手帳、5×3カード その2

II. 母艦ノートにたどり着くために
母艦ノートは、ひたすら時系列です。直近の出来事ならば、比較的簡単に、必要としている記事を 見つけることもできるのですが、時間が経ってくると、そうも言っていられません。
そこで、母艦ノートのインデックス的な役割を果たすものが 必要になります。
その役割を担ってもらおうと思っているのが、手帳と5×3カードです。

1)手帳その1 能 率手帳4月始まり普及版→Smythson Panama Diary
手書きに目覚めてしばらくの間は、それでもスケジュール管理はGoogle CalenderがiPhoneからも使えるので、それでいいと考えていました。
でも、会議の最後などに、次回の日程の相談をしたりする時に、新しい予定を書き込むのに、意外に面倒なんですよね、iPhoneのGoogle Calender。紙の手帳ならその日のページを開いて書き込むことは、簡単だなぁ~ということを改めて。
もちろんGoogle Calenderなどの場合は、ルーティンのことを書きこむのはすごくカンタンで、繰り返し機能を使えば、毎週とか毎月とか、もちろん毎日という予定は1 回の入力でずーっとキープしてくれる、という便利さはステキなことです。
で、両方のいいところを上手く使えばいいのよね、と思い立ち、見開 き2ページが1週間分の手帳を導入することに。できれば、万年筆での記入をメインにしたかったので、ネットでいろいろと情報を集めてみた結果、お手軽なと ころだと能率手帳の紙質がいい、という結論に。
ちょうど4月になったばかりの時期だったので、4月始まり版がまだまだ伊東屋の店頭に並んでいて、能率手帳も無事発見。

書き込んでみると、たしかに万年筆のインクが滲んだり裏写りしたりすることもなく、書き味もよくて、さすが老舗の製品だ~!と感じました。
ただ、当時わたしがこの手帳に使おうと思っていたのは、Lamy Safariのペン先EFでした。でも、EFでもちょっとこの手帳には太く感じられてしまったので、プレッピーという廉価版万年筆を試しに購入してみたところ、これがちょうどいい感じでしたので、太さ問題は、一応解決しました。
1ヶ月ほど使用してみて「たしかに、よくできた手帳なんだけど、どうもなんだかしっくり来ないのよねぇ~」と感じ始めてしまいました。
その原因はなんだろう?と自己分析してみると
①表紙のデザインが気に入らない
→1月始まりのデザインだったら問題なかったんですが、4月始まりのデザインは、もうひとつ




②左ページの時間メモリがいらないんじゃない?
→時間の決まった予定もないわけではありませんが、一日にそれが何本も重なるというのは、滅多にないけど、時間メモリがあると、ついそれに縛られてしまう
③右ページが上手く使えない
→毎日のTaskや時間に関係ないメモを書くには、スペースが足らない気がする
といったことが原因のようでした。

解決法は?と考えてみると
①については、シールを貼るとかカバーをかける、といった解決法がなくはない。
②については、時間のメモリを無視すればいいじゃん!と思えばいいのか???
③については、「NOTE & DIARY」で能率手帳をお使いの方が、Taskはスケジュール欄とは関係なく、どんどん書いていくので、年間2冊同じ手帳を使うべく、予備も買ってありますとおっしゃったのを見て「はぁ~、なるほど」と。

でも、なーんか手帳にこっちが合わせるって、本末転倒じゃない???という気がして、解決策を外に求めたのでした(というか、要は違う手帳を買って見たかっただけという説もありますが・・・)。

そこで、「NOTE & DIARY」のバックナンバーを取り寄せてみたり、ネットをあちこち覗いてみたりして、行き着いた先がなんと、あのSmythsonだったわけです。
「もう5月だよ~。あんな高い手帳、半年分、ムダにするんだよ~」とか、「もうちょっとお手軽なのがあるんじゃないの~?」という天の声も聞こえては来たのですが、結局、Smythsonさまの魅力には打ち勝つことができず・・・。

Smythsonは、大学の先輩で、センスがいいなぁ~とひそかに憧れていた方が、何年か使っていらっしゃったので、見たことはありました。当時は文房具への興味はさほどなかったので「なんか、カッコイイ手帳だなぁ~」とは思ったものの、真似っこして買う、というところには至らずでした。
ちなみにその先輩、ある年、HERMESの手帳に変えていらっしゃったので、それ以来、実物を見たことはなかったんですが、 ステキだなぁ~と印象に残る手帳であることは、間違いありません。
文房具への興味が湧いてきて、Webやら雑誌を見るようになると、時々ふっと顔を出すのが、Smythsonの手帳やノート。「あー、あの先輩が使っていた、アレだ!」と思い出しました。

Smythsonのサイトをみると、4月始まりのDiaryもありました。でも、春Ver.は確かに春夏っぽいさわやかカラーがステキではあるのですが、これを秋から冬にかけて使うのはちょっと、なぁ…と。
そして、来年の手帳がおそらくは、ヴァルカナイズ・ロンドンの店頭に並ぶのが秋。ってことは、絶対にその時期に2011年の手帳が欲しくなるに違いない!だったら、過ぎた5ヶ月分は、それなりの使い方を考えるとして、1月始まりの2010年版を買おう!!と。
折から円高のおかげもあり、ひょっとしたら時期が時期だけに多少のディスカウントがなされているのかしら?という29£+送料という価格を円換算してみると、想像していた値段の1/2近い値段で、送料込みだったというのも、後押ししてくれたんですけどね。

そして、Webでポチっとやってから、およそ1週間で、LONDONからやってきました~、Panama Diaryが。これまた予想以上に早かったです。発送したよメールから、4日くらいで着きましたから(注文したのが日本時間の金曜日だったので、発送したよメールまでに時間がかかったのかも?)。



日付と曜日しかない、見開きに8コマというレイアウトは、長いこと忘れていた感覚なので、とても新鮮です。使い方は、しばらくは試行錯誤することになると思います。 でも、そういう試行錯誤も楽しいよねぇ~、と思えるようになってきたのが、文房具に目覚めたということかも???


  

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